水素風呂、どうやら効果があるらしい、その理由とは?
この前、お風呂の入浴剤を取り扱うメーカーの人とたまたま
話す機会がありました。
そこで、気になっていた水素風呂について、単刀直入に
聞いてみたのです。
「水素風呂の入浴剤ってありますけど、
水素そのものを風呂の湯に溶け込ませるのですか?」
「いや、そうではなくて・・・」
といって、説明をしてくれたのです。
入浴剤成分に水素がそのまま溶け込んでいるわけではなく、
水素化マグネシウム(MgH2)という物質が水素水入浴剤の
成分に含まれています。
その入浴剤をお風呂に入れると、微細な水素の泡が発生してお湯に
溶け込むのだそうです。とはいっても、溶け込む量は少なそうです。
溶け込んだ水素は皮膚から入り込んで、10分後には体中をめぐる
といいます。水素分子が小さい分子で、どこにでも入り込める
というのが理由です。
ですので、むしろ水素水を飲むよりも体全体で水素を取り込むことが
できて効果的だというのです。
お湯に溶けずに出て行った水素は浴室内の空気と
一緒になるわけですが、呼吸で取り込むことで体の中に入ります。
ですから、水素という気体は確かに水にはほとんど溶けないと
中学の理科なんかで教えてもらった記憶がある人もいると
思うのですが、体の中に入らないということではないようです。
・・・なるほど、これなら水素風呂、水素入浴時剤というのも
効果があるのかな、というふうに感じます。
機会があったら試してみたいですね。